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阿倍 継麻呂(あべ の つぐまろ/つぎまろ、生年不詳 - 天平9年(737年)1月(27日以前))は、奈良時代の貴族。位階は従五位下。遣新羅大使。 == 経歴 == 天平7年(735年)に正六位上から従五位下に叙爵〔『続日本紀』天平7年4月23日条〕。天平8年(736年)遣新羅大使に任命されて、新羅に渡る〔『続日本紀』天平8年2月28日条〕。しかし、当時新羅との関係は悪化しており、使節としての使命は受け入れられなかった〔『続日本紀』天平9年2月15日条〕。さらに、天平9年(737年)の1月に継麻呂は帰国途中の対馬で疫病のため客死した〔『続日本紀』天平9年正月27日条。〕。なお、この新羅渡航の際に継麻呂が詠んだ和歌が、随行した次男の作品とともに『万葉集』に採録されている。 継麻呂の死後に残された遣新羅使が入京すると、京で天然痘が蔓延したため、当時この疫病は新羅から持ち込まれたものだと信じられたという〔『続古事談』巻5、『塵添壒嚢鈔』巻5第23。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿倍継麻呂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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