翻訳と辞書
Words near each other
・ 阿閉真琴
・ 阿閉貞大
・ 阿閉貞征
・ 阿閉貞秀
・ 阿閦仏
・ 阿閦如来
・ 阿閦金剛
・ 阿闇世
・ 阿闍世
・ 阿闍世コンプレックス
阿闍世王
・ 阿闍梨
・ 阿闍梨橋
・ 阿闍生コンプレックス
・ 阿闍羅
・ 阿闍羅PA
・ 阿闍羅パーキングエリア
・ 阿附迎合
・ 阿陪皇女
・ 阿陵県


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

阿闍世王 : ミニ英和和英辞書
阿闍世王[おう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

阿闍世王 ( リダイレクト:アジャータシャトル ) : ウィキペディア日本語版
アジャータシャトル[おう]
アジャータシャトルクーニカ・アジャータシャトル Kunika Ajātashatru 漢:阿闍世、訳:未生怨、在位:紀元前5世紀初頭頃)は、古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州あたり)の王。父王ビンビサーラを殺害して王位を得た。一説にはシシュナーガ朝の王であるが、疑問視する声が強い。パーリ語に基づいてアジャータサットゥ (Ajātasattu) とも表記される。
== 来歴 ==
仏典によればアジャータシャトルはマガダ王ビンビサーラ(頻婆娑羅)とコーサラ国の王族の娘マッダー(コーサラ・デーヴィー)の間に生まれた。しかしジャイナ教の伝説ではビンビサーラとヴァイシャーリー王チェータカの娘チェッラナーの間に生まれたとされている。
仏典のうちにアジャータシャトルのことをヴェーデーヒープッタ(Vedehiputta 「ヴェデーハ女の息子」の意)と呼ぶ物があることからジャイナ教の伝説の方が正しいと言う意見もある(ヴァイシャーリーはヴェデーハにある)。ヴェーデーヒーは「ヴェデーハの女」の意で、漢訳では韋提希と音写される。
古代インドでは男性を示す時、母の名を挙げその母を「…国の女」「…家の女」とする習慣があり、古代碑文にも多数の実例がある。しかし、アジャータシャトルの母がコーサラ国出身であるとする文献も少なく無く、詳細は分かっていない。
アジャータシャトルは王子時代、副王としてチャンパーに駐屯していたが両親と対立し、釈迦の敵対者であったデーヴァダッタ(漢:提婆達多)に唆されて父王ビンビサーラを幽閉して餓死させたと伝えられる。仏典によればこれは釈迦の死の7年前のことであった。このことから暴君として有名な王でもある。しかし提婆達多は、釈迦に戒律を整備してより厳しくしようと進言したが聞き入れられず、そのことから分派活動を行い、王子を唆して釈迦を殺して教団を乗っ取ろうとしたが失敗したといわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アジャータシャトル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ajatasatru 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.