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陀羅尼助(だらにすけ)とは日本古来の民間薬。医薬品(現在のリスク区分では第2類医薬品もしくは第3類医薬品に分類される)。単にだらすけとも呼ばれる〔吉野町史下巻(昭和47年)p.101〕。 ==概要== 陀羅尼助の由来は、強い苦みがあるため、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだことからと伝えられる〔〔。陀羅尼助は和薬の元祖ともいわれ、伝承によれば、1300年前(7世紀末)に疫病が大流行した際に、役行者(役の小角)がこの薬を作り、多くの人を助けたとされる。古くは吉野山(吉野町)および洞川(どろがわ、天川村)に製造所があり、吉野山や大峯山への登山客、行者参りの人々の土産物となっていた〔〔吉野山には江戸時代末期には5戸の製造所があったが、現在はフジイ陀羅尼助丸のみ残る(吉野町史より)〕。 丸薬状にしたものは、陀羅尼助丸であるが、服用のし易さから現在ではこちらが製造の主流となり入手が容易である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陀羅尼助」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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