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陣が峯城(じんがみねじょう)は福島県河沼郡会津坂下町にあった平安時代末期の城館(日本の城)。遺跡は陣が峯城跡(じんがみねじょうあと)として国の史跡に指定されている。 遺跡は近世以降も再利用されず、撹乱をまぬがれ中央平坦部は畑となっているが、一部敷地は公民館が建てられている。 == 歴史 == 陣が峯城のある一帯は平安時代末期は摂関家領の会津蜷河荘であったことが確認されており、永久2年(1114年)に藤原忠実が伝領している。そのような経緯より、城の築城者は蜷河荘の管理に携わっていた人物であると思われる。このようなことから、忠実の孫にあたる九条兼実の日記『玉葉』に登場する「藍津之城(あいづのしろ)」は陣が峯城である可能性がある。なお、伝承では越後の城助職(長茂)によって建てられたといわれている(城氏は慧日寺衆徒頭・乗丹坊とも強い結びつきがあるなどこの時期の会津に大きな勢力を保持していたと思われる)。しかし『恵隆寺縁起』によれば陣が峯城は城助職(長茂)と乗丹坊によって攻められたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陣が峯城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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