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完全去勢(かんぜんきょせい)とは、生殖腺のみを切除する狭義の去勢と異なり、生殖器の全てを切除することであるが、通常は男性の外部生殖器のみの完全な除去を行った場合を含める。 歴史上、人間の男性に対して、さまざまな目的でしばしば行われた。 == 医学的に見た完全去勢 == 医学では、完全去勢のことを「全除精術」(''total emasculation'')と称する。患者への心理的配慮などから、「全去勢術」、「全陰部切断術」という呼称を用いる場合もある。 いずれにしても、陰茎全摘術・両側除睾術・陰嚢切断術を同時に行う大手術で、病変部(腫瘍)が陰嚢にまで達しているなど、かなり進行した陰茎癌や、男性器への外傷が相当激しい場合に行われる。 手術後は、男性機能は全廃となり、立位の排尿も不可能になる。尿道は陰茎の再建がなされる場合を除き、原則として会陰部、肛門の前方に移設、開口される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「完全去勢」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Emasculation 」があります。 スポンサード リンク
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