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陳則民[ちん そくみん]
陳 則民(ちん そくみん)は中華民国の政治家・弁護士。中華民国維新政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人である。 == 事跡 == 日本留学経験を持ち、日本大学法科を卒業している。帰国後は参議院議員に選出され、政治討論会副会長にもなっている。また、北京政府の大総統府顧問もつとめた。1920年(民国9年)から3年間、蘇州電気公司董事長となっている。その後は上海で弁護士を開業する。律師(弁護士)公会会長、上海各路商会連合会会長、納税華人理事会理事、蘇州電気廠総弁をつとめた。 日中戦争(抗日戦争)勃発後に蘇州が日本軍により陥落すると、陳則民は蘇州地方自治委員会会長となった。1938年(民国27年)3月、中華民国維新政府に参加し、教育部部長に任じられた。5月、江蘇省省長に転じている。江蘇省省長には、1940年(民国29年)3月の汪兆銘政権との合流後も留任し、これを同年6月までつとめた。その後は、監察院監察区監察使となっている。 日本敗北後、陳則民は漢奸として蒋介石の国民政府に逮捕され、後に無期懲役の判決を受けた。中華人民共和国成立後も引き続き収監されている。1951年、蘇州の監獄で病没した。享年71。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陳則民」の詳細全文を読む
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