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陳泰[ちん たい] 陳 泰(ちん たい、? - 260年)は、中国三国時代の魏の武将。字は玄伯。諡は穆。父は陳羣。母は荀氏(荀彧の娘、荀顗の姉)。叔父は荀顗。子は陳恂・陳温。 == 略歴 ==
===若き日=== 父の陳羣は、魏において重要職を歴任した名臣であり、236年に陳羣が逝去すると、その後を継いだ。青龍年間に正二品・散騎侍郎に任じられ、正始年間には遊撃将軍に遷移し、并州刺史・振威将軍を与えられた。赴任後は、護匈奴中郎将として異民族の鎮撫にあたり、専ら恩愛によって心を掴んだため、異民族から畏敬された。 都の貴族たちが陳泰に財貨を届けて、異民族を奴隷として渡すように頼んだが、陳泰は役所の壁にそれら財物の入った袋を吊るし、放っておいた。後に、中央に召喚されて尚書となった時、初めてその袋を返したという。 249年、司馬懿が曹爽一派を排斥するため、朝廷内で政変を起こした。陳泰は司馬懿の使者として、許允と共に曹爽の元に赴き、皇帝を盾にして許昌へ逃れようとしていた曹爽を説き伏せ、皇帝を都へ返して降伏するよう勧めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陳泰」の詳細全文を読む
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