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陳 至立(ちん しりつ)は中華人民共和国の政治家。第16期中国共産党中央委員。教育担当の国務委員。女性としては引退した呉儀に次ぐ地位にある。 1961年復旦大学物理学部固体物理学科在学中に中国共産党入党。1964年の卒業後は中国科学院で珪酸塩研究所誘電体物理学科で学習。1968年に卒業後は解放軍で2年間訓練。1970年から中国科学院上海珪酸塩研究所で10年間研究員、1980年から1982年までペンシルベニア州立大学客員研究員。 帰国後は同研究所党委員副書記、1984年から上海市科技工作委員会党委員会副書記、書記。天安門事件当時の1989年6月は市党委員宣伝部部長として世界経済導報停刊にかかわった。1991年市党委員副書記、1997年に国家教育委員会党組書記、副主任、1998年の全人代で教育部部長として朱鎔基内閣に入閣。 2003年3月の全人代では5年間つとめた教育部部長から、教育担当の国務委員に昇格したが、教育界の汚職・腐敗などのため、反対・棄権票が1割以上出た。反対・棄権が1割以上を超えたのは曽慶紅(国家副主席)と陳至立のみだが、他にも黄菊(国務院第一副総理)、賈慶林(全国政協主席)などが上位を占め、上海閥に対する批判を裏付ける結果となった。 2008年3月、第11期全人代第1回会議で全人代常務委員会副委員長に当選。 中国共産党第13期、14期中央候補委員、15期、16期、17期中央委員。 == 外部サイト == *公式サイト 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陳至立」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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