翻訳と辞書
Words near each other
・ 陵駕
・ 陶
・ 陶 (姓)
・ 陶の人形
・ 陶の谷駅
・ 陶インターチェンジ
・ 陶コウ
・ 陶ジャー
・ 陶ジュ
・ 陶五郎
陶作部
・ 陶侃
・ 陶冶
・ 陶哲軒
・ 陶喆
・ 陶器
・ 陶器 (曖昧さ回避)
・ 陶器の国の姫君
・ 陶器二三雄
・ 陶器千塚古墳群


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

陶作部 : ミニ英和和英辞書
陶作部[ぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 

陶作部 ( リダイレクト:陶部 ) : ウィキペディア日本語版
陶部[すえべ]
陶部(すえべ・陶作部(すえつくりべ))とは、大化前代において須恵器の製造に携わった部。
須恵器及びその製造技法は古墳時代朝鮮半島南部から伝えられたとされ、5世紀初めには茅渟県陶邑(現在の大阪府堺市中区南区付近)などで大規模な須恵器の製造が行われて、陶部の形成が行われたと考えられている。『日本書紀』の垂仁天皇3年(紀元前27年)条には、近江国鏡村に日本に渡来した新羅の王子天日槍の従者であった陶人がいたこと、雄略天皇7年(463年)条には百済より陶部高貴ら工人が貢がれたことが記されている。これを直ちに事実とすることには問題があるものの、陶部の工人(陶人)が新羅や百済の出身を多く抱えていたことの反映とみる考え方がある。
ただし、陶部が属していた伴部は明らかではなく、律令制(少なくても養老令)の下で特定の官司に所属した伴部品部雑戸になったことを示す記録も存在しない。このため、遅くても8世紀には陶部は解体して、民間の工人集団に吸収され、朝廷は調正税交易などの方法で民間から須恵器などの土器類を調達するようになったと考えられている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「陶部」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.