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陸奥国司(むつこくし)は、陸奥国の国司のことである。701年から775年までは、陸奥守、陸奥介、陸奥大掾、陸奥少掾、陸奥大目、陸奥少目の各1人を定員とした。775年に小目が2人に増えた。 == 律令による官位相当と定員 == 陸奥国は大国であり、養老律令の官位令が定める大国の官位相当は守が従五位上、介が正六位下、大掾が正七位下、少掾が従七位上、大目が従八位上、少目が従八位下である〔日本思想体系新装版『律令』官位令第1、128-150頁。〕。職員令が定める大国の定員は、守から少目まで各1人、計6人である〔日本思想体系新装版『律令』職員令第2、大国条、192-193頁。〕。但し、宝亀6年(775年)には少目2員と増員している。〔『続日本紀』、宝亀6年(775年)3月2日 (旧暦)の条〕。 国司には含まれない史生の大国における定員は養老令で3人だが〔日本思想体系新装版『律令』官位令第1、192-193頁。〕、延喜式では5人である。他に国博士1人、国医師1人、学生50人、医生10人が定員として置かれた〔日本思想体系新装版『律令』職員令第2、国博士医師条、192-196頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸奥国司」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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