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陸奥湾(むつわん)は、青森県の下北半島、夏泊半島、津軽半島に囲まれた湾である。東西幅は約40km。南北長は湾の東部で長く約40kmある。 平舘海峡で津軽海峡と通じ、津軽暖流が津軽海峡から平舘海峡を経て流れ込み、湾内を周回して津軽海峡に出ている。 湾内には東南に野辺地湾、西南に青森湾、北東に大湊湾(安渡湾)の小さな湾がある。また、大湊湾は芦崎と呼ばれる砂嘴によって内部に芦崎湾を形成している。 陸奥湾内では各所でホタテの養殖が行われ、ナマコ、ホヤ、トゲクリガニ、ヒラメの漁場となっている。しかしホタテは暑さに弱いこともあり、2010年の猛暑で養殖していたホタテの多くが死滅するという事件も起こった。この時、比較的暑さにも強いとされているホタテの稚貝も相当数が死滅した。なおホタテは殻付きで出荷されることもあるが、ホタテの貝柱だけを取り出して貝殻は捨てられる場合も多々あるので、陸奥湾沿岸には現代版の貝塚とでも言うべき高く積み上げられたホタテの貝殻の小山が存在する。 湾内にはカマイルカが回遊し、フェリーなどを応用した観光業も行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸奥湾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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