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陸軍省(りくぐんしょう)は、日本の第二次世界大戦以前の行政官庁各省の中の一つである。大日本帝国陸軍の軍政機関。主任の大臣は陸軍大臣。 陸軍大臣は国務大臣として陸軍大将または中将の親任官である。なお、退役軍人が親任官資格を有するかについては軍部大臣現役武官制を参照。 1903年(明治36年)以降、1945年(昭和20年) に至るまでの主な附属官庁に航空本部・技術本部・兵器廠・造兵廠・科学研究所・被服廠・糧秣廠などがあり、内局に、大臣官房・人事局・軍務局・整備局・兵器局・経理局・医務局・法務局があった。 == 沿革 == 1872年(明治5年)2月に兵部省から分離し、海軍省とともに設置される。当初は太政大臣の統制下に軍政、軍令を一元的に統轄するフランス型の陸軍組織として発足したが、後に軍令機関を独立させたプロシア式に改められることとなり、1878年(明治11年)に参謀本部が設立され、1900年(明治33年)に専門教育重視のために教育機関として教育総監部を独立させて純粋な軍政機関となった。 1941年(昭和16年)12月8日から15日にかけて、参謀本部、教育総監部、陸軍航空総監部共々、三宅坂一帯から市ヶ谷台の陸軍士官学校跡地に移転した。 1945年(昭和20年)12月1日付けを以て陸軍省は第一復員省に改組(「第一復員省官制」、昭和20年11月30日勅令第675号)、1946年(昭和21年)6月14日に旧海軍省を引き継いだ第二復員省と統合して復員庁となり、1947年(昭和22年)10月に廃止された。 旧陸軍省の資財は大蔵省に一括移管された。 陸軍省の資料の一部は、防衛省、厚生労働省に引き継がれている。また陸軍軍人の兵歴は当時の連隊区司令部から都道府県に引き継がれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸軍省」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ministry of War of Japan 」があります。 スポンサード リンク
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