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陽否陰述(ようひいんじゅつ、ラテン語:Apophasis, アポファシス)とは、一般的に、「言わないことによって言うこと」を指す。陽否陰述は幅広く様々な修辞技法に及んでいる。語源はギリシャ語の''apophanai''(「いいえ」と言うこと)〔apophasis - Definitions from Dictionary.com 〕。 ==陽否陰述== 陽否陰述は元々は次のような意味で広く使われていた。 *否定による論理的推論または論証の方法 *そうでないと語ることによってそれが何かを語る方法 *そうでないと語ることによって何かについて語る消去法 可能性が限られている時に有用な帰納的技術で、1つを残して残り全部を除外することは、否定を通しての肯定である。「それはパンこね板より大きいですか?」という当てっこ遊び(Guessing game)は陽否陰述的探求の身近な例である。 現在ではこの意味ではあまり使われなくなったが、特定の分野、たとえば神秘主義や否定神学では現在でも「アポファシス」という語は使われている。否定神学は神を言葉で表現できないものと考え、神でない言葉で神を表そうと試みる。カタファティックな神学(Cataphatic theology)が神の遍在を言及するのと反対に、このコンテクストの中では、アポファシス的な表現法は神の超越性を言及する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陽否陰述」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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