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陽明海運(ようめいかいうん、ヤンミン・マリン、、)は台湾の大手コンテナ運送会社・海運会社。本社は中華民国(台湾)基隆市にある。 陽明海運は1972年12月28日に設立されたが、その前身は1873年に清が上海で成立させた海運会社「輪船招商局」に遡る。「陽明」の社名は、「陽明」の二字に「日」、「太陽」、「光明」の意味を含めていること、「知行合一」、「即知即行」の思想を提唱し陽明学を樹立した王陽明を記念することによる。 == 歴史 == === 輪船招商局 === 清の同治十一年(1872年)、直隷総督・李鴻章は、中国沿岸部や内陸河川での蒸気船による水運が外国人の手に握られていることに危機感を持ち、浙江海運局の総弁であった朱其昂に命じ、上海に官督商弁(民間商人が出資し官僚が監督する)の蒸気船海運会社「輪船招商公局」を設立させた。1873年1月14日、中国人が自ら出資し自ら経営する近代中国最初の海運会社である輪船招商局(China Merchants Steam Navigation Company)が正式に成立し〔歷史文化學習網 困頓中發展的中國輪船業─清代輪船招商局 〕、食料などの沿海輸送や河川輸送を行い、英米などの海運企業と競争を繰り広げた。 1909年、招商局は郵伝部の管轄となった。清が倒れ中華民国が成立した後、国民政府は1927年11月に招商局を中華民国交通部の直属とすることを公布した。1929年、中国国民党中央委員会は招商局を国民政府の直属とするよう改めた。1933年、中央政治会議は招商局を国営企業とすることを決議し、招商局は「国営招商局」と改名して交通部の管轄となった。1938年8月、国営招商局は改組して株式会社となり、「招商局輪船股份有限公司」となった。招商局は中国最大の水運会社として、商品や軍需物資の輸送に大きく貢献した〔陽明海運股份有限公司 概況 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陽明海運」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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