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緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)〔文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(オンライン学術用語集 )〕、陽起石(ようきせき)〔「陽起石」は角閃石のなかまであることが分かりづらいので、最近ではあまり使われない。〕ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは鉄緑閃石(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「緑閃石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Actinolite 」があります。 スポンサード リンク
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