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隈部館(くまべやかた)は肥後隈部氏が戦国時代に築いた城砦。永野城とも称される。館跡は熊本県山鹿市菊鹿町上永野地区にあり、「隈部氏館跡」の名称で国の史跡に指定されている。 == 概要 == 隈部館に接する標高682mの山頂には猿返城が聳え、その北東尾根伝いに米山城に至ることができ、両城を詰城としていたと考えられている。隈部館は猿返城南方に広がる扇状の尾根にあって、左右を急峻な谷に囲まれ、その南方に山鹿市一帯を眺望できる。隈部館の南方に広がる上永野集落に降る途中の山腹の至るところ、石垣や土塁が存在し付近一帯に隈部氏一族や家臣が邸を並べていたと推定される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「隈部館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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