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『隋唐演義』(ずいとうえんぎ)は、清初の(ちょじんかく)によって作られた通俗歴史小説。20巻100回。 『隋唐志伝』『隋煬帝艶史』『隋史遺文』などをもとに唐・宋の伝奇小説や筆記、民間の伝承文芸から材料を集めて作られた。 隋の文帝が陳を滅亡させたところから始まり、安史の乱の後、唐の玄宗が長安に戻るところで終わる。 雑多で思想的統一性のなさが指摘されるが、隋末反乱の場面で描かれる秦瓊・単雄信・程咬金・羅成といった瓦崗寨の人物が個性的に描かれている。 日本では、安能務、田中芳樹によるリライト本が出版されている。 == 主要登場人物 == ===秦叔宝と好漢たち=== *秦叔宝 :姓は秦、名は瓊。叔宝は字。名よりも字をもって知られる。前半における主人公で、120斤の簡(鞭の一種)を振り回す豪傑。賊に襲われている李淵を義気から救出する場面が初登場。後に帰順することになる唐と縁を得ることになる。もともと隋の臣下で、高麗との戦争で大功を立てている。のち、李密や王世充と主君を変えながらも最終的には唐に帰順。尉遅敬徳との対決は見せ場。後世において、尉遅敬徳とともに門神となっている。 *単雄信 :姓は単、名は通。雄信は字である。二賢荘に住む員外(富豪)で秦叔宝の親友。秦叔宝を主に財政面でサポートした。過失によるとはいえ、兄が唐公・李淵に殺害されたことから李淵を激しく恨む。のち、これが原因になって唐への帰順を拒否し斬首された。 *程知節 :姓は程、名は咬金。知節は字である。秦叔宝の幼馴染であり、また弟分。斧の使い手であるが、戦闘はさほど強いわけではない。トリックスター的な役割を担当し、話を大いに盛り上げる。もともと李密に使えていたが秦叔宝とともに唐に帰順した。 *李勣 :字は懋功。もとの名前は徐世勣だったが、李淵から「李」の国姓を賜り、また太宗・李世民に避諱して李勣と改名。秦叔宝や程知節らの武将タイプに対し知将タイプ。もと李密の臣下であったが唐に帰順。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「隋唐演義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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