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(n) class party =========================== ・ 階 : [かい] 1. (n,n-suf) -floor (counter) 2. stories 3. storeys ・ 階級 : [かいきゅう] 【名詞】 1. class 2. rank 3. grade ・ 階級政党 : [かいきゅうせいとう] (n) class party ・ 級 : [きゅう] 1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade ・ 政 : [せい, まつりごと] 【名詞】 1. rule 2. government ・ 政党 : [せいとう] 【名詞】 1. (member of) political party ・ 党 : [とう] 1. (n,n-suf) (1) party (political) 2. (2) faction 3. -ite
階級政党(かいきゅうせいとう)とは、特定の社会階級の立場・利益を代表し、これに依拠する政党のことで、労働者階級の政党が自称することが多い〔階級政党(デジタル大辞泉) 〕。対義語は国民政党。 ==成り立ちの経緯== 歴史的には階級闘争を重視するマルクス主義の影響を強く受けた社会主義・共産主義において、みずからを労働者階級・プロレタリアート(無産階級)の政党と位置づけたことが大きい〔「労働者階級の立場にたてば、労働組合や消費組合の日常性を超えたところに階級の指導部隊としての階級政党が設定されることになる。」(Yahoo! 百科事典-小学館 日本大百科全書 より) 〕。このとき打倒の対象としての資本家階級の政党は蔑称的にブルジョワジー政党(政治体制としてはブルジョア民主主義)とされた。実際にはブルジョワジー政党とされる側(主に保守政党や中道政党)が自らを階級政党と位置づけることはあまりない(国民政党と称するのが普通である)。 その後、ロシア革命後にマルクス主義のなかでもレーニン主義(マルクス・レーニン主義)が大きな力を持つと、農民も大きな位置づけを占めることとなり、労働者階級と農民階級をあわせた政党となった場合(例えば労働農民党、中国共産党など。レフ・トロツキーはこれらを「二階級政党論」と呼んで批判した)と、農民部門の政党を独自につくった場合(例としては東ドイツのドイツ民主農民党、ポーランドの統一農民党など)がある。また階級政党はその社会階級において広く支持基盤を張りめぐらすことで強化されるため、同時に組織化に力を入れる大衆政党(組織政党。幹部政党の対義語)である場合が多い。もっとも、特定の社会階級を代表すると称する少数の革命家による、大衆性の弱い組織となる場合もあり得る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「階級政党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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