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隠れ端末問題 : ミニ英和和英辞書
隠れ端末問題[かくれたんまつもんだい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

隠れ : [かくれ]
  1. (n,pref) hidden 2. underground 3. crypto
: [はし]
 【名詞】 1. end (e.g., of street) 2. edge 3. tip 4. margin 5. point
端末 : [たんまつ]
 【名詞】 1. computer terminal 
: [まつ]
  1. (n-adv,n) the end of 2. powder 
: [もん]
 【名詞】 1. problem 2. question 
問題 : [もんだい]
 【名詞】 1. problem 2. question 
: [だい]
  1. (n,vs) title 2. subject 3. theme 4. topic 

隠れ端末問題 : ウィキペディア日本語版
隠れ端末問題[かくれたんまつもんだい]

隠れ端末問題 (かくれたんまつもんだい、hidden node problem)とは、ネットワーク通信の分野において、ALOHAや、CSMA/CAIEEE 802.11などのプロトコルで発生する有名な問題である。
== 概要 ==
ある2つの端末(ノード)が互いに隠れている、とは、端末同士が互いの信号の到達範囲外にあることを意味する。逆に、端末同士が互いの信号の到達範囲内にある場合は、それらの端末はさらし状態であると表現する(さらし端末問題)。
隠れ端末問題とは、AとBという2つのノードが互いに隠れていて(信号の到達範囲外にあって)、双方が同時にデータを送信した場合に、受信ノードCにおいて、(AとBから同時にデータが届くため)データの衝突(コリジョン)が発生する問題である。AとBは互いに隠れているため、Aからすれば、Bが今データを送信中であるのかどうかを知るすべはない。同様に、Bからすれば、Aが今データを送信中であるのかを知るすべはない。よって、AとBは、受信ノードCに向けて同時にデータを送信してしまうことがありえる。
隠れ端末問題の解決策として、受信ノードを含め、受信ノード周辺にある全てのノードに対して、チャネル(伝送路)が使用中であることを知らせる方法があるが、これでも隠れ端末問題を完全には解決できない。
MACプロトコル(媒体アクセス制御)を設計する際には、隠れ端末問題、さらし端末問題は必ず考慮すべき重要なテーマである。

de:Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance#Hidden-Station-Problem

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「隠れ端末問題」の詳細全文を読む




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