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雀の松原(すずめのまつばら)とは兵庫県神戸市東灘区の魚崎西町にかつて存在した松林である。布引の滝・御影の松と共に古くより景勝地として知られたが現在は石碑が名残を残すだけである。 ==現状== 神戸市東灘区魚崎西町四丁目3番、阪神電気鉄道本線の北側、魚崎駅から住吉川を渡った突き当たり、現在では児童公園「魚崎西町ちびっこ広場」となった場所に面積23坪、2基の石碑が残されている。中央の碑は高さ197cm・幅91cm・厚さ73cm、基石は121×152cmの長方形〔で『魚崎町誌』より、メートル法に変換、原文は「高さ六尺五寸幅三尺厚さニ尺四寸、基石は四尺に五尺の長方形」〕。碑面には「竹ならぬかげも雀のやどりとは、いつなりにけん松原の跡、中納言公尹卿」、右側の小石碑表面には「雀松原遺址、杖とめて千代の古塚とへよかし是や昔の雀松原、平安山田寿房」、裏面には「地主松尾仁兵衛」と刻まれる。 この石碑は阪神電鉄開通工事の際、軌道敷内にあって取り壊された真の旧蹟を惜しんで、地主が所有地を地盛りし若松を植え移転したものである。元々はこの西南に隣接して面積50~60坪、高さ182cm〔同上、原文では「六尺」〕位の不定形円状の小丘で中央に現存の自然石碑が立っていた。昭和4年(1929年)に松尾家から魚崎町へ無償譲渡された。 住吉川の西に西松原、上松原、下松原という字名があったが住居表示の実施により廃止となり、現在では国道43号線の「松原」交差点に名を残すのみである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雀の松原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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