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雄亀滝橋(おけだけばし)は熊本県美里町に存在する江戸時代後期に製作された石橋である。昭和49年(1974年)、熊本県重要文化財に指定された。 開田のために作られた「柏川井手」(全長11km、緑川の支流柏川より取水、文化 (元号)11年(1814年)から文政2年(1819年)まで6年かけ完成)と呼ばれる水路の一部をなすアーチ型水路橋。当惑谷と呼ばれる深い谷に水を通すために設置された。欄干もない質素な橋。文化14年(1817年)、地元の庄屋の要望で種山石工の一人岩永三五郎によって架橋された。三五郎の初期の作で、最初の作品とも言われる。橋を通る水路は石樋で、漏水を防ぐため塩を混ぜた漆喰を使用している。現在も橋前後の水路とともに利用されている。霊台橋とともに通潤橋を建設する上での技術的な手本となったとされ、完成当時これを見た布田保之助が三五郎に、いつか自分の所にも水路橋を架けてくれと頼んだと言われる。この約束は後世の種山石工、宇市、丈八、甚平らによって果たされ、嘉永7年(1854年)通潤橋が完成する。 日本国内で最も古い水路橋と紹介されることがあるが正しくない。国内最古の水路橋は福岡県大牟田市の早鐘眼鏡橋(延宝2年(1674年)架橋)である。 * 全長15.5m * 幅3.6m * 高さ7.4m * 径間11.8m 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雄亀滝橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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