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雄別炭山駅(ゆうべつたんざんえき)は北海道釧路市雄別二十二線にあった、雄別鉄道雄別本線の駅である。同線の廃止とともに廃駅となった。 == 概要 == 当路線の終着駅として設けられたが、当初は運輸事務所も無く、大祥内(おしょうない)〔旧字オショナイに当て字された大祥内の読み方は、大楽毛(おたのしけ)と同様に「大」を短く「お」と読む。〕専用線からの炭車の組み換えと機関車の給炭水を行うだけの中間駅的な存在でしか無かった。雄別通洞〔通洞完成までは各所に坑口が散在していたため非効率であったが、坑道を各坑へ繋げて一つの坑口にまとめる集約合理化が行われた。〕の完成により駅構内端に設けられたホッパーから積出しが始まると、積出線や坑木線など多くの側線が敷かれて山元の駅らしくなっていった。大祥内専用線時代は専用線の強い曲率線形(最小R80)により小型の非力な機関車を使用せざるを得ず、勾配がきついため〔当駅基部の標高は約101m、大曲選炭機は130m、大祥内専用線延長2700m。平均10パーミルだが20パーミルを越える場所もあった。〕逸走事故が多く発生していた〔時期不詳だが、逸走止ポイント切り替えが確実に出来ていなかったため、逸走して来た車列が脱線転覆し、20数名の死傷者を出す事故も起きていた。〕。このため当駅の数カ所に逸走止線が設けられていた。また当駅が終点であるが、大祥内専用線では初期は貨車で、後には小型客車で作業員の輸送も行なっていた〔専用線に地方鉄道の免許はなかったが、沿線各所に炭住が散在していたため、住民の足代わりとなっていた。〕。貨車の場合、石炭で満車の時は荷の上にしがみついている外は無く危険であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雄別炭山駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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