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集中式冷房装置(しゅうちゅうしきれいぼうそうち)は、鉄道車両の冷房装置の設置方式の一つで、冷房装置本体を屋根上もしくは床下・室内に設置し、天井裏に設けられたダクトを介して冷風を噴出するタイプである。 == 特徴 == 冷房装置を屋根上に設置する方式、床下に設置する方式、床上(主に車端部)に設置する方式がある。車体中央部の屋根上に設置する方式が多い。冷風の吹出し方法はスリットディスチャージ方式とスポット方式がある。電源は車両に設置された電動発電機や静止形インバータから給電される方式がほとんどである。 冷房装置を1箇所に集約できるため、屋根上機器の艤装がしやすい。このため、分散式冷房装置を搭載する特急形電車・急行形電車でもパンタグラフつき車両のみ集中式を採用した例がある。また、本体に換気機能を備えることでベンチレーターを廃止する場合は屋根上の外見がすっきりする。機器が集約されることにより保守点検が容易なことも特徴の一つである。床下に置いた場合は設置位置が低くなるので重心を下げることができるとともに、地上からの保守点検が可能である。床上に置いた場合は車内からの保守点検が可能である。 一方で、1箇所から車内全体に冷風を行き渡らせるため天井全体に(床下設置の場合は床下・側面にも)ダクトを設置する必要があり、ダクトの断面積が大きくなるほか、冷房機器が故障した場合はその車両で冷房が使えなくなるなどの短所がある。また非冷房車を屋根上設置の集中式で冷房改造する場合は、屋根上に重量物が加わることとなるため、車体に補強を施すか、将来の設置を見越して車体を設計しておく必要がある。床上に置く場合は上記のほかに騒音源となる冷房装置が客室と近接する、冷房装置設置スペースが定員減につながるといった短所もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「集中式冷房装置」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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