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(n) building containing a number of businesses and shops =========================== ・ 雑 : [ざつ] 1. (adj-na,n) rough 2. crude ・ 雑居 : [ざっきょ] 1. (n,vs) sharing living quarters ・ 雑居ビル : [ざっきょびる] (n) building containing a number of businesses and shops ・ ビル : [びる] 【名詞】 1. (abbr) building 2. bill 3. (P), (n) (abbr) building/bill
雑居ビル(ざっきょビル)とは、不特定多数の業種、業態の店(テナント)、住居などが多数混在するビルのことである。消防法では法第8条および施行令第1条の2にて「複合用途防火対象物」と定義されている。 == 実情 == 大都市の歓楽街の古いビルに多く、一般的な企業の事務所(オフィス)よりも、小規模な飲食店、金融業、風俗業などが集まる。特に風俗業の看板はビル全体に覆いかぶさり、強烈な文言と刺激的な映像で通行人の興味を引く。あまりに大きいので非常出口を兼ねた窓をもふさぐことから、内部は昼でも薄暗く、通路も狭い場合が多い。 飲食店も酒類の提供が中心である。金融業も違法金利営業(闇金融)が多い。異業種同士が利益をかけて結束する形態も常態化し、表面上は別経営であるが、実際はひとつの経営主体(多くは非合法集団)であり、結果ビル全体が一つの支配下にある場合もある。 雑居ビルの法律上の定義はないものの、広辞苑第四版では「系統性のない多種の用途によって占有されるビルディングテナント」と書かれており〔ニュースでよく見る「雑居ビル」ってどんなビル? - Excite Bit コネタ(1/2) 〕、規模の大きな会社が複数入っているビルも雑居ビルといえなくもないが、「六本木ヒルズ」のような形態のビルを雑居ビルと表現する者は少ない(企業の本社や支社などの事務所が主に入居しているため、オフィスビルと呼ばれることが多い)。消防庁では「直通階段が一つのみ設けられていること」などの条件を満たしているものを「小規模雑居ビル」と定義している〔立入検査標準マニュアル 消防庁予防課作成 〕。 「雑居」と呼ばれることに建物権利者は不快感を持つ。しかし営業形態が公然にできない業種の賃借人(店子)が多く、他者の関与を嫌う。通常の賃貸ビルなら貸主店子相互が一定の親睦友誼を図っているが、それができない以上「雑居」と称して他者の介入を拒んでいる。これがオフィスビルとの相違である。また違法営業について司法からの追求を逃れるために、自らの関与を否定することを狙い「雑居」と称しているものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雑居ビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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