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雑民党(ざつみんとう、1983年? - 1995年?)は、昭和後期から平成初期にかけて活動した、日本の政治団体。同性愛者の東郷健によって創立された。官報の政治資金収支報告書によると、政治団体としては現存していない。なお東郷は2012年4月1日に死去した。党の機関誌として、東郷が編集長を務め、株式会社噂の真相から発売されていた雑誌 「The Gay」が届けられていた。 ==概要== ===党結成まで=== 東郷健はみずからが同性愛者であることを公表し、1971年の第9回参院選以来、各種選挙に立候補を繰り返した。そして庶民の代表者だと訴え続けた。 彼は自らをデラシネ(déraciné、フランス語で根無し草の意味)と位置づけ、この言葉を雑民と訳したうえで、選挙では常に底辺から政治家・資本家の残酷さを暴こうとした。 1979年8月24日、「雑民の会」を設立。お金のない弱い人は雑民であり、これはセックスでも言える。レズビアン、ゲイ、SMなどもまた差別されている。この雑民が互いに助け合って行くのが目的であるとした。 ;比例代表制の影響 1982年(昭和57年)8月18日、参議院選挙の全国区が比例代表区に変わることが決まり、無所属での立候補ができなくなった。そこで立候補するため便宜上の政党(制度上は確認団体)が多く結成されたが、雑民党もその一つであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雑民党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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