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南部坂(なんぶざか)は、東京都港区と北海道函館市にある坂である。港区内には2ヶ所の南部坂が存在し、いずれの名称も南部藩に因む。 #南麻布四丁目と五丁目の境界に存在する坂道 → 南部坂(麻布) #赤坂二丁目と六本木二丁目の境界に存在する坂道 → 南部坂(赤坂) #函館山山麓に存在する坂道 → 南部坂(函館) == 概要 == 東京には江戸時代からの南部坂がふたつあり、ひとつは港区麻布盛岡町の南部坂で、もうひとつは同区赤坂福吉町と麻布今井町との境にある南部坂である〔「二つの南部坂と浅野屋敷」 横関英一 『江戸の坂 東京の坂(全)』 筑摩書房 平成22年11月10日発行〕。どちらの南部坂も名称の起源は坂のそばに南部屋敷があったことであり、赤坂の南部坂のほうが麻布の南部坂よりも古い〔。 正保元年(1644年)の江戸絵図には赤坂・南部坂の坂上、現在の赤坂氷川公園・氷川小学校のあたりに「南部山城守下屋敷」が記されているが、それから約30年後、寛文13年(1637年)2月の寛文図では同所が「浅野采女」に変っている〔。一方、はじめ麻布盛岡町(後年の地名)の現在の有栖川宮記念公園には「浅野内匠下屋敷」があったが、ここが寛文図では「南部大ゼン」に変っている〔。この南部邸と浅野邸の入れ替わりは、明暦2年(1656年)2月に南部山城守重直の中屋敷(赤坂築地)と浅野内匠頭長直の下屋敷(麻布)との相対替(あいたいがえ)が行われたことによる〔。 すなわち、赤坂の南部坂は明暦2年(1656年)以前の命名であり、麻布の南部坂はそれ以降の命名であると解される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南部坂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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