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雨降小僧、雨降り小僧(あめふりこぞう)とは、日本の妖怪の一種。江戸時代の鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』に妖怪画があり、同時代の黄表紙などにも見られる。 == 古典 == 『今昔画図続百鬼』では、中骨を抜いた和傘を頭に被り、提灯を持った姿で描かれている。解説文には、「雨のかみを雨師(うし)といふ 雨ふり小僧といへるものは めしつかはるる侍童(じどう)にや」とあり、中国の雨の神である「雨師」に仕える侍童(貴人に仕える子供)であることが述べられている。 雨師(うし)が貴人の尊称である大人(うし)に、侍童(じどう)は児童(じどう)に通じることから、「大人に奉公する子供」との言葉遊びで描かれた妖怪、といった解釈もある〔。 江戸時代の黄表紙では、黄表紙の人気キャラクターである豆腐小僧と同様、小間使いの役目をする妖怪として登場している。寛政4年(1792年)発行の黄表紙『御存之化物』(ごぞんじのばけもの、桜川慈悲成作、歌川豊国画)では、雨の夜を男が歩いていたところ、竹の笠をかぶった一つ目の雨降小僧が、両手に何かを持って歩み寄ったとある。雨の夜に現れたということと、両手に何かを持っていたという点から、同じく雨の夜に現れ、豆腐を持った妖怪である豆腐小僧に通じるとの解釈もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雨降小僧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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