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株式会社雪の元本店(ゆきのもとほんてん、''Yukinomoto Honten Co., Ltd''. )は、奈良県橿原市に本社を置く製薬メーカー。 == 概要 == 初代藤本作治郎の生家は田原本の薬業家で、売薬製造販売の経験があり興味もあったためか、19歳で藤本家に入ってから自ら製薬業を志した。前身の大谷屋藤本薬房を高市郡真菅村字大谷(現在の橿原市大谷町)で創業し、あかぎれ膏、つちの膏・即効頭痛膏雪桜に、藤本万能薬などの製造・販売を開始した。 内服薬を手掛ける生家との競合を避けるため製品は軟膏剤に限定した。失敗と苦労の連続で、漸く製品化に成功し、大きく発展したのは「雪の元」発売以降のことである。以後、時代によりワセリンが菜種油に変わったり、一時紫根を配合するなど、若干の処方変更はあったが大筋は変わらず、現在の皮膚疾患外用薬「外用雪の元」は、抗ヒスタミンが加わり、適応症はかゆみ・かぶれ・皮膚炎・じんましん・ただれ・しっしん・しもやけ・あせも・ひびとなっており、「コーチゾン雪の元S」の適応症はさらに広範である。 商標は「一富士、二鷹、三茄子」の絵柄となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪の元本店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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