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雪岳山(ソラクさん、)は、大韓民国北東部の江原道にある山並の総称で、朝鮮半島東部を貫く太白山脈で最も高い部分をなす。日本海側の束草市西部に位置し、雪岳山国立公園に指定されている。。 雪岳山には花崗岩でできた切り立った峰が連なるが、標高1,708mの大青峰(デチョンボン)が最高峰になる。済州島の漢拏山(標高1,950m)〔ただし、名目上は朝鮮半島北半部(朝鮮民主主義人民共和国支配地域)にある白頭山(標高2,774m)が韓国の最高峰。〕と小白山脈の南端の智異山(1,915m)に次ぐ、韓国第三の高峰である。花崗岩の峰々がいつでも雪が積もったように白く見えるところから雪岳山の名が付いたとされる。 == 天然保護区域および雪岳山国立公園 == 1965年に束草市・麟蹄郡・襄陽郡・高城郡にまたがる163.6km²の地域が「雪岳山天然保護区域」に指定された。1982年にはユネスコの指定する生物保全地域となり、韓国政府が提出する世界遺産の暫定リストにも記載されている。 北緯38度線よりも北にあるため、日本の植民地支配から解放された直後は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)領であったが、朝鮮戦争での激戦の結果、日本海(東海)沿岸では国連軍が強く北に進出したため、その後迎えた休戦によって韓国領となった。1970年には韓国5番目の国立公園にもなっている。 山岳景観は、朝鮮半島の脊梁というべきおなじ太白山脈を形成する、北朝鮮領の金剛山とよく似ており、年中を通してハイキングやトレッキングを楽しむ多くの観光客が訪れているが、特に秋の紅葉シーズンは全山が赤く染まる最も美しい時期で、紅葉や黄葉の間にある険しい岩の峰や渓谷を見ようと訪れる人々が多い。 山麓にロープウエイが設置され、日帰りハイキングで往復できる見所も多いが、最高峰の大青峰(1709m)を初めとする中心部は、急勾配の登山道と険しい岩山が多いため、健脚者向きの本格的な登山コースとなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪岳山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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