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雪志野(ゆきしの)は、志野焼の窯元の一つ、岐阜県の桔梗屋窯桑原小三郎作の陶磁器の銘の一つである。 ==概要== 志野釉を使い、雪を思わせる真っ白な地から模様がわずかに滲みあがるような簡潔で抽象的かつ暖かみのある素朴なデザインを特徴とする。釉薬は長石が主でたっぷりと厚く施釉される。茶器、茶碗、皿、鉢、花瓶、壺などが造られている。 志野焼は、室町時代の茶人・志野宗信が美濃の陶工に命じて作らせたのが始まりとされ、その特徴である長石釉と呼ばれる、長石を砕いて精製する釉薬を厚く施釉する手法は室町時代中期の頃にはじまり、志野宗信が愛用した白天目も土岐市の古窯で焼かれていたと考えられる。その使用される土や釉の色彩の違いにより紅志野、鼠志野、桜志野、紫志野、白志野、血志野など多くがあり、それぞれ特徴を持つ。 川端康成の小説『千羽鶴』に志野茶碗が非常に幻想的に描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪志野」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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