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雫石事故 : ミニ英和和英辞書
雫石事故[しずく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しずく]
  1. (n,vs) drop (of water) 2. drip
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事故 : [じこ]
 【名詞】 1. accident 2. incident 3. trouble 4. circumstances 5. reasons 
: [ゆえ]
  1. (n-adv,n) reason 2. cause 3. circumstances

雫石事故 ( リダイレクト:全日空機雫石衝突事故 ) : ウィキペディア日本語版
全日空機雫石衝突事故[ぜんにっくうきしずくいししょうとつじこ]

全日空機雫石衝突事故(ぜんにっくうきしずくいししょうとつじこ)は、1971年7月30日に発生した航空事故空中衝突)である。
岩手県岩手郡雫石町上空を飛行中の全日本空輸旅客機航空自衛隊戦闘機が飛行中に接触し、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。1985年8月12日日本航空123便墜落事故が発生するまで、日本国内の航空事故としては最大の犠牲者数を出した事故であった。
== 事故の概要 ==

=== 衝突までの状況 ===
1971年7月30日千歳空港午後0時45分発羽田行の全日空58便(ボーイング727-281 機体記号JA8329)〔朝日新聞東京本社1971年7月31日朝刊〕〔事故調査報告書 1.技術調査 1.15関連情報 3その他〕は、折り返し当便となる全日空57便の到着がすでに45分遅れていたため〔午後1時25分に定時より45分遅れて地上滑走を開始し、午後1時33分に離陸した〔事故調査報告書 1.技術調査 1.1 飛行経路 1.全日空機の飛行経路〕〔。
58便には、機長K.S.(当時41歳)、副操縦士T.K.(当時27歳)、アメリカ人航空機関士D.M.K.(当時30歳)、客室乗務員T.M.(当時22歳)、S.Y(当時24歳)、S.H.(当時23歳)、S.K.(当時23歳)の乗員7名と乗客155名が搭乗していた〔事故調査報告書 1.技術調査 1.2 人員の死傷〕。
乗客のうち122名は団体旅行客で静岡県富士市吉原遺族会の北海道旅行団一行であった。また3人は旅行会社の添乗員であった〔。
58便は函館NDBにジェットルートJ10Lで向かい、午後1時46分に通過した。この時の飛行高度は22,000ftであった。ここで高度を上昇しながら松島NDBに向けて変針し、札幌航空交通管制部管制所に「松島NDB通過は午後2時11分の予定」と通報した。ここから巡航高度を28,000ftに上昇し自動操縦で飛行していた〔。
一方、航空自衛隊第1航空団松島派遣隊所属のF-86F戦闘機2機は、編隊飛行訓練のため有視界飛行方式による飛行計画で航空自衛隊松島基地を午後1時28分頃に離陸した。教官は訓練生に対し、離陸前に、訓練空域は盛岡であること、基本隊形(ノーマル・フォーメーション)、疎開隊形(スプレッド・フォーメーション)、機動隊形(フルイド・フォア・フォーメーション)および単縦陣隊形(トレール・フォーメーション)の訓練を行ったのち松島飛行場へ帰投し、自動方向探知機(ADF)による進入訓練を行う予定であること、編隊の無線電話の呼び出し符号はライラック・チャーリーであること、および訓練時間は1時間10分であることなどを指示したが、経路、高度については説明をしなかった〔事故調査報告書 1.技術調査 1.1 飛行経路 2.教官機および訓練機の飛行経路〕。
訓練空域は、横手訓練空域の北部をその一部に含む臨時の空域(秋田県横手市付近)であり、松島派遣隊は、ジェット・ルートJ11Lの中心線の両側9km、高度25,000ft(約7,600m)から31,000ft(約9,500m)の間を飛行制限空域とし、やむを得ない場合を除き訓練飛行を禁止していた〔事故調査報告書 2.解析および結論 2.1 解析〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「全日空機雫石衝突事故」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 All Nippon Airways Flight 58 」があります。




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