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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 雲 : [くも] cloud ・ 核 : [かく] 1. (n,adj-no) nucleus 2. kernel 3. (pref) nuclear
雲粒(うんりゅう、くもつぶ)とは、雲を構成する水滴や氷結晶(氷晶)のこと。 == 雲粒の大きさと浮遊する条件 == 粒の直径は大体3μm(マイクロメートル)~10μm(=0.003mm~0.01mm)程度で、ヒトの赤血球の直径(6~8μm)と同じくらいである。この大きさの雲粒の落下速度は最も速い終端速度〔雲粒ははじめ重力加速度に近いペースで加速するが、加速するにつれて空気抵抗が増して加速度が小さくなる。重力と空気抵抗が釣り合って速度が変わらなくなったとき、これを終端速度という。実際の空気中では、下降気流がなければ、終端速度よりもやや遅いくらいが最大速度である。〕で1cm/s(センチメートル毎秒)程度となる。雲粒を支えて空中に浮かせるためには、これと同じかより速い速度で上向きの風が吹かなくてはならない。普通の上昇気流は平均風速が1m/s以上であるため、風が斜め方向に吹くことを考慮してもこれを十分支えることができる。 ただし、雲の中にはこれよりも大きな水滴や氷晶がある。雨粒は0.1mm~5mm程度であり、この大きさの雲粒の落下速度は30cm/s~10m/sと速く、上昇気流の強さ次第で雲の中を浮遊したり落下したりする。落下して地上に到達すると雨や雪などになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雲粒」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cloud condensation nuclei 」があります。 スポンサード リンク
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