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『雲海の上の旅人 』(うんかいのうえのたびびと、, )は、ドイツ・ロマン主義の画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒが1818年に描いた油彩画。ドイツ、ハンブルク美術館所蔵。 == 構成 == 最前面には、古ドイツ風〔大原(1996),p.89、古ドイツ風の服装・髪型は、解放戦争中は愛国者によって奨励されたが、1819年王令による禁止令が布告された。〕の深緑色のコートをまとい右手に杖を持って切り立った岩の上に立つ若い男の後ろ姿が描かれている〔。男は髪を風にたなびかせ、厚い雲海に覆われたまぶしい風景を見つめている。中景には、男が立っている岩山とはおそらく別の岩山が、霧の中から頭を出している。渦巻く霧の中、断崖の上に生えた木々も描かれている。また、遠景には霞んだ山が描かれ、徐々に低地の草原と混じり合っている。雲海はそこから地平線の彼方へと続き、最後には空の雲と一体となって見分けがつかなくなる。ドイツの哲学者シューベルトはこの絵について次の様な感想を述べた〔ヴォルフ(2006)、p.58〕。 この絵に描かれた岩山は、ドイツ南東部のザクセン州とチェコ・ボヘミア地方にまたがるを絵の題材としている。フリードリヒは、他の作品と同じ様に、これらを屋外でスケッチしてからアトリエに持ち帰り、再構成して絵画に取り込んでいる。遠景右手に描かれたのはツィルケルシュタイン山(de)であり、左手の山はローゼンベルク山かカルテンブルク山と思われる。手前の岩山はラーテン村(en)近郊のガムリッヒ山のようであり、男の立つ岩はカイザークローネ(de)の山々である〔K.-L. Hoch: Caspar David Friedrich und die bohmischen Berge. Dresden 1987〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雲海の上の旅人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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