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雷恐怖症(かみなりきょうふしょう、英語:astraphobia、brontophobia、keraunophobia、tonitrophobia)は、稲妻および雷鳴を対象とした異常恐怖症であり、単一恐怖の一種。人間のみならず、人間以外の動物でも生じるが、治療により取り除くことの出来る症状である〔。 英語の「Astraphobia」(アストラフォビア)は、ギリシア語の「ἀστραπή」(アルファベット表記:「astra」、日本語で「稲妻」の意)と「φόβος 」(アルファベット表記:「phobos」、日本語で「恐怖感」の意)に由来する。 == 症状 == 雷恐怖症を患う人は、雷が自分達の安全を脅かす危険性はほとんど無いと理解していても、しばしば不安に襲われる。その症状のいくつかは、身震い〔や叫び声〔、発汗〔、パニック発作、突然の尿意、吐き気、恐怖感、心拍の上昇など、他の多くの恐怖症と共通するものである。しかしながら雷恐怖症に特有の反応も存在する。例えば、安心させてくれる他者を必要としたり、反対に一人の時には症状が悪化したりするといったことである〔。また、雷恐怖症の人の多くは、雷雲から逃れるために一時的な避難場所を探す習性を持つ〔〔。彼らはたいてい雷鳴が聞こえないようにするため、ベッドや掛け布団の下・クローゼットや地下室の中のように自分達がより安全だと感じる場所に隠れたり、自分の耳を塞いだり、窓をカーテンで閉め切ったりする〔〔。 なお、雷恐怖症であるかどうかの判断においては、天気予報に対してとても強い関心を抱いていることが一つの指標となる〔。雷恐怖症の人は接近する雷雲に対して敏感で、雨が降り続く期間中はテレビなどで頻りに天気予報を確認し、さらにはインターネット上で雷雲の軌道を追うこともある〔。その結果、まず必ず天気を調べてから初めて外出するほどに症状が重くなる人も居る〔。極端な場合には、自宅から離れることを厭う広場恐怖症を患うことに繋がる可能性もある〔。 また、2007年に行われたある研究によると、雷恐怖症はアメリカ合衆国内で動物恐怖症、高所恐怖症に続き、3番目によく見られる恐怖症とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雷恐怖症」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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