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電力館(でんりょくかん)は、東電ピーアール(東京電力子会社)が運営していた電気に関する科学館・広報施設だった。東京・渋谷に所在していたが2011年(平成23年)5月をもって閉館した。 ==概要== 1984年(昭和59年)11月開館。 渋谷・ファイヤー通り沿いに特徴的なデザインの建物を構えていた。東京電力の企業博物館として、省エネ家電の紹介コーナーを設置したり、原子力発電の仕組みを解説する模型を展示するなどしていた〔「渋谷の電力館 東電が閉館」『日本経済新聞』平成23年6月14日朝刊〕。 2010年(平成22年)には大規模な改装工事が行われ、同年4月1日より各階が順次閉鎖されていた。表記も『Denryoku Kan(電力館)』と改め、翌2011年の3月20日に新装開館する予定となっていたものの〔「プレスリリース「DENRYOKU KAN(電力館)」のリニューアルについて -低炭素化について、お客さまと共に考え、コミュニケーションが広がる場の創出-、平成23年2月10日、東京電力株式会社 」 〕、直前に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴って再開を延期〔電力館グランドオープンの延期について 「発生いたしました東北地方太平洋沖地震の状況を踏まえ、当面の間、オープンを延期します」と告知されていた〕、翌4月時点で全館休館となった。東京電力では震災に伴う福島第一原子力発電所事故なども発生したことから事業の見直しが行われ、同年5月31日をもってそのまま閉館、東京電力の広報子会社であり運営者であった東電ピーアール株式会社も清算されることとなった。 閉館後は建物・土地の売却などが検討されていたが、地下に渋谷地区一帯の電力供給を担う変電所がある上に、東電渋谷支社が併設されていることから売却を断念。代替としてシダックスに貸し出し、『渋谷シダックスホール』となった〔東電、渋谷の電力館売却を断念 地下に変電施設あり困難 2011.12.15 産経新聞 〕。 廃止された電力館及び隣接する東京電力渋谷支社の場所は、かつての渋谷区役所所在地である〔散策マップ No.1 『渋谷駅から渋谷のルーツをたずねて』 渋谷区歴史散歩の会 平成13年10月発行〕。この地にあった区役所庁舎は渋谷区成立の4年後である1936年(昭和11年)に完成、1965年(昭和40年)に現在地に移転するまでここにあった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電力館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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