翻訳と辞書
Words near each other
・ 電子伝導
・ 電子伝達
・ 電子伝達フラビンタンパク質
・ 電子伝達フラビンタンパク質デヒドロゲナーゼ
・ 電子伝達体
・ 電子伝達粒子
・ 電子伝達系
・ 電子伝達鎖
・ 電子供与体
・ 電子供与基
電子供与性
・ 電子供与性基
・ 電子偵察機
・ 電子光子相互作用
・ 電子入札
・ 電子公告
・ 電子公園
・ 電子内視鏡
・ 電子写真
・ 電子写真法


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

電子供与性 : ミニ英和和英辞書
電子供与性[さが]
electron-donating
===========================
電子 : [でんし]
 【名詞】 1. (1) electron 2. (2) (esp. as a prefix) electronic 3. electronics 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
子供 : [こども]
 【名詞】 1. child 2. children 
: [とも]
  1. (n,vs) accompanying 2. attendant 3. companion 4. retinue 
供与 : [きょうよ]
  1. (n,vs) giving 2. provision 3. furnishing 
電子供与性 ( リダイレクト:有機電子論#電子供与性 ) : ウィキペディア日本語版
有機電子論[ゆうきでんしろん]

有機電子論(ゆうきでんしろん、)とは化学結合の性質および反応機構を、電荷静電相互作用原子を構成する価電子とにより説明する理論である。有機化学の領域では単に電子論と呼ばれる。
== 概要 ==
1910年代にギルバート・ルイスの研究により先鞭がつけられ、1920年代から1930年代にイギリス学派のロバート・ロビンソンクリストファー・ケルク・インゴルドたちの研究により有機電子論が確立した。
有機電子論は経験的パラメーターを使用した定性的な理論である。したがって、量子力学により電子の挙動を記述する今日の量子化学的反応論のような精密性は持ち合わせない。一方、対象となる反応物分子官能基と他の基の配置が決まれば、化学反応が生じる位置や方向を推定するのには十分であることから、化学者化学反応や合成計画を直感的に扱うには便利な理論である。
しかしながら定量性が無いために、例えばペリ環状反応芳香族性などのように、本来の有機電子論では扱うことが出来ない反応や化学的性質が存在することも事実である。しかしそのような事例に対しては、例えば「超共役」の概念など、量子化学の知見をパラメーター化して、有機電子論を拡張することで対応することも可能であり、そのように量子化学概念で拡張された有機電子論は今日的な意義を失ってはいない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「有機電子論」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.