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電撃スパイ作戦(でんげきすぱいさくせん、The Champions)は、イギリスのITVで1968年から1969年まで、30話が放送されたテレビドラマ。日本では1968年にフジテレビ系列で放送された。超能力を持つスパイの活躍を描く異色ドラマ。 ==概要== ジュネーヴに本部のある国際諜報機関ネメシスのエージェント、クレイグ・スターリング、シャロン・マクレディ、リチャード・バレットの3人は、中華人民共和国の細菌兵器開発阻止のため、チベットに潜入する。しかし、任務を完了して脱出する際、乗り込んだ飛行機が警備兵の銃撃を受け、ヒマラヤ山中に墜落してしまう。3人は、そこに住む未知の民族による治療を受け、超能力を持つ人間へと生まれ変わる。無事本部に帰還した3人は、上司のトレメイン部長にも秘密にした超能力を駆使しながら、さまざまな任務に挑んでいく。 小松左京のSF小説『エスパイ』のイギリス版とでもいったドラマであり、超能力を持つスパイを登場させたのは、1964年発表の『エスパイ』の方が先である。使用する超能力が、『エスパイ』の場合は先天的に備わっているが、「電撃スパイ作戦」では普通の人間が謎の民族から授けられたという違いがある。初め3人は、どんな能力が備わったのか、どうやったら使えるのかがよくわからず、試行錯誤しなければならなかった。超能力といっても、テレポーテーションやサイコキネシスは使えず、常人を超えた五感や身体能力と、テレパシーが主だった。そのテレパシーも、(視聴者に分かるよう演出したためだが)声に出して喋らないと通じないという独特なもので、精神感応というよりは遠隔会話とでもいうべき能力だった。毎回、プロローグの後、第1パートの冒頭で、3人が持つ超能力を(秘密のはずなのに)日常生活の中でさりげなく見せるシーン(例えばクレイグとリチャードがゴルフでホールインワン競争をするなど)が流された。 ストーリーは、毎回世界各国で起こる陰謀や事件に対して、命令を受けた3名が活動する様子を描く。しかし、そのスケールの割には、雪山や砂漠のシーンなどを含め、ほとんどがセット撮影で済まされている。日本では、人気の出た「スパイ大作戦」の後番組的位置づけで放送されたが、同じスパイものとはいえ、あまりの異色ぶりに視聴者がついていけず、視聴率は低迷した。このため、放送終了後、同放送枠でつなぎ番組として「夜のヒットスタジオ」をスタートさせたところ、思わぬヒットのため長寿番組になってしまったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電撃スパイ作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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