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カツオノエボシ(鰹の烏帽子、学名:''Physalia physalis''、英名:Portuguese Man O' War)は、クダクラゲ目カツオノエボシ科 ''Physaliidae'' に属する刺胞動物。猛毒をもち電気クラゲの別名があり、刺されると強烈に痛む。刺されたヒトの死亡例もある。 ヒドロ虫の仲間に属し、英語で Jellyfish (ジェリーフィッシュ)と呼ばれるミズクラゲやエチゼンクラゲなどのいわゆるクラゲとは異なる。1個体に見えるのは、実は多くのヒドロ虫が集まって形成された群体である。 == 名称 == 本州の太平洋沿岸にカツオが到来する時期に海流に乗ってきて、浮き袋の見た目が烏帽子に似ていることから三浦半島や伊豆半島でカツオノエボシと呼ばれるようになった。 英名の Portuguese Man O' War は「ポルトガルの軍艦」の意。海上に出ている部分が、帆を張ったポルトガルのキャラベル船に似ていることから名前が付けられた。またその色と形状から、Bluebubble や Bluebottle とも呼ばれる。 電気クラゲという別名については、刺された際の痛みを電気の衝撃に例えたものであり、決して発電する生物という訳ではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カツオノエボシ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Portuguese man o' war 」があります。 スポンサード リンク
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