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大阪市立電気科学館(おおさかしりつでんきかがくかん)は、1937年(昭和12年)、日本で初の電気科学館(サイエンスセンター)としてオープンした施設。通称は電館(でんかん)〔大阪市立科学館プレスリリース2007年3月12日 〕。老朽化を理由に1989年(平成元年)5月閉館。代替施設として同年に北区中之島にオープンした大阪市立科学館がある。 == 来歴 == 日本ではじめてプラネタリウム(ドイツ製カール・ツァイスII型。現在は大阪市立科学館に展示されていて、大阪市有形文化財に指定されている)を導入した施設としても知られる。大阪市電氣局(当時、現在は関西電力及び大阪市交通局)のPR施設として、電気設備・製品のショールームが1階にあり、全館冷房、電光サインなどがある近代的な建築物であり、この地区のランドマークだった。6階のプラネタリウムのほか、原理館(5階)、動力館(4階)、照明館(3階)、通信館(2階)(時期により展示構成の変更あり)という構造になっており、テーマ別に展示がなされていた。 戦災を乗り越え平成にいたるまで開館していたが老朽化著しく1989年(平成元年)5月閉館。同年に北区中之島の大阪市立科学館にバトンタッチした。 閉館後しばらくは大阪市立中央図書館の仮設館として利用されていたが取り壊され、2002年にオリックスグループのビジネスホテル「ブルーウェーブイン四ツ橋」(現・ヴィアイン心斎橋長堀通)を主テナントとする大阪市交通局所有の複合ビル「ホワイトドームプラザ」が建設された。このホテルの外観は大阪市立電気科学館を模しているとのことである〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪市立電気科学館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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