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デンキウナギ(電気鰻、学名:''Electrophorus electricus''、英語名:Electric eel)は、デンキウナギ目ギュムノートゥス科デンキウナギ属に分類される硬骨魚類の一種。南アメリカのアマゾン川・オリノコ川両水系に分布する大型魚で、強力な電気を起こす魚である。多くの人間にとって、この電気は危険である。デンキウナギ属 ''Electrophorus'' は1属1種のみが分類されている。 == 生物的特徴 == 成魚は全長2.5mに達し、デンキウナギ目の魚の中では最大種である〔''Electrophorus electricus'' - Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2009.FishBase.World Wide Web electronic publication.www.fishbase.org, version (08/2009)〕。和名に「ウナギ」が入るとおり、体形は細長い円筒形であるが、ウナギとは体の構造や生活史が異なり、全く別の仲間に分類される。 大型個体は丸太のような体形であるが、頭部は上下に、尾部は左右に平たい。全身はほぼ灰褐色で白っぽいまだら模様があり、尾に行くにしたがって斑点が小さくなる。喉から腹にかけては体色が淡く、橙色を帯びる。眼は小さく退化しているが〔内田亨監修 『学生版 日本動物図鑑』 北隆館、1948年初版・2000年重版 ISBN 4832600427〕、側線が発達しており、これで水流を感じ取って周囲の様子を探る。肛門は鰓蓋(えらぶた)直下にあり、他の魚よりもかなり前方に偏る。鰭は胸鰭と尻鰭しかなく、長く発達した尻鰭を波打たせて泳ぐ。なお、デンキウナギ目の魚は前だけでなく後ろにも泳ぐことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デンキウナギ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Electric eel 」があります。 スポンサード リンク
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