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電磁波(でんじは )は、空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である。いわゆる光(赤外線、可視光線、紫外線)や電波は電磁波の一種である。電磁放射()とも呼ばれる。現代科学において電磁波は波と粒子の性質を持つとされ、波長の違いにより様々な呼称や性質を持つ。通信から医療に至るまで数多くの分野で用いられている。 電磁波は波であるので、散乱や屈折、反射、また回折や干渉などの現象を起こし、 波長によって様々な性質を示す。このことは特に観測技術で利用されている。 微視的には、電磁波は光子と呼ばれる量子力学的な粒子であり、物体が何らかの方法でエネルギーを失うと、それが光子として放出される。また、光子を吸収することで物体はエネルギーを得る。 == 理論 == 電磁波を説明する理論は、その側面によって光学、電磁気学、量子力学に分けられる。 電磁波はその一種である光、特に可視光線について古くから研究されてきた。 光は人間に視覚を与える存在、あるいは眼球を通じて認識されるものとして、人間の生理に関する研究から発見された。 この視覚の研究に端を発する、光の性質を述べる学問は、今日においては光学と呼ばれている。 光学とは別に、静電気(摩擦電気)や磁石の発する磁力など電磁的現象を記述する電磁気学とそれに付随する電気力学の研究から、近接作用という考えが生まれ、電気現象を司る電場(電界)と磁気現象を司る磁場(磁界)という二つの場によって電磁気現象を記述することが試みられた。その結果、電磁場の振動として電磁波の存在が知られるようになった。 量子力学は、古典的な電磁気学に反する現象が知られるようになり、電磁気学を修正する試みの中で建築された。 これに伴い、電磁波の理論も量子力学、特に場の量子論(単に場の理論とも)によって記述されることになる。 たとえば、自然放出や誘導放出などの電磁波の放出現象などは、量子力学的な粒子と場の相互作用によって説明される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電磁波」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Electromagnetic radiation 」があります。 スポンサード リンク
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