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電磁波人命探査装置(Person Location System、Life detector)とは、レーダーの応用機器である。以前は高額な装置だったが、近年ではモノリシックマイクロ波集積回路によって集積化、モジュール化が進み、廉価になり、この技術を応用した高齢者のベッドや浴室での見守りセンサーが開発されつつある。〔3m離れていても心拍数を測定できるマイクロ波センサー 〕〔OKI、就寝時などの微細な呼吸レベルの動きも検知する「見守りシステム」を発売 〕 ==概要== 送信機から電磁波(主にマイクロ波)を送信して反射波を受信機で受信し、拍動による反射波の位相の周期的なずれを検出する事により建物内や瓦礫の下にいる生存者を探す装置である。 探知距離は20mから90mである。 この原理から生存者探索レーダーともいう。 複数の企業から販売されている〔災害時に瓦礫に埋もれた生存者をわずか数秒で発見できる「瓦礫下生存者検出レーダ」 〕〔タウ技研 〕が、ドイツのセレクトロニク (SIS Selectronic International Service 現Lionwings)が開発したものが有名であり、その商品名からシリウスとも通称される。 災害救助用途だけでなく各国の特殊部隊も装備している。 日本の消防が救助工作車に積載している救助資機材の中で高度救助資機材に分類されており、政令市消防局の特別高度救助隊及び東京消防庁の消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の標準装備品である〔消防救助機動部隊装備・資機材紹介 〕〔特別高度救助隊及び高度救助隊の創設について(消防白書平成18年度版) 〕。 電波法令上は無線標定移動局 〔福山地区消防組合に生存者探索レーダーを予備免許 中国総合通信局 報道資料 平成18年11月14日(国立国会図書館のアーカイブ:2007年8月8日収集)〕 であり、第二級陸上特殊無線技士以上の無線従事者が操作又はその監督を行わねばならない。但し、警察用以外で空中線電力0.1W以下の適合表示無線設備(技適マークのあるもの)であれば無線従事者は不要 〔電波法施行規則第33条第6号(5)に基づく平成2年郵政省告示第240号第1項第5号〕 である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電磁波人命探査装置」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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