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電鉄魚津駅(でんてつうおづえき)は、富山県魚津市文化町にある富山地方鉄道本線の駅である。 == 歴史 == 1967年9月1日に供用を開始した旧駅舎「電鉄魚津ステーションビル」は、富山地鉄本線と北陸本線の連続立体交差化事業に伴って整備されたもので富山県内をはじめ日本海側では初の高架駅として竣工し、4階建ての「電鉄魚津駅ビル」の3階部分に改札口・ホームなどの駅機能が設けられた。竣工当時は高さ22.44mを有し、魚津市内で最も高い建物であった。 電鉄魚津駅ビルは下から順に、1・2階と3階の一部には電鉄魚津ステーションデパート「たびじ」、3階にはホームをはじめ駅事務所および待合室、改札口、売店があり、4階にはバス乗務員の仮泊所が設けられていたが〔北日本新聞 2013年6月3日 12面〕、後年は老朽化が著しく、入居していたテナントは1998年までに全て撤退し、その後のメンテナンスも行き届いておらず廃墟のような様相を呈していた。最後は富山地方鉄道関連会社の事務所が1階に入居するのみであったが、移転直前はタクシーの待合所しかなかった。 老朽化が進んでいた旧駅舎において特に問題視されていたのがバリアフリーへの未対応で、地平部から改札口・ホームがある3階へは階段を上り下りするしか無かったため、特に日中利用者の多数を占める高齢者にとっては負担が大きく、地鉄と魚津市には市民などから駅施設や駅周辺の環境改善を求める意見が寄せられていた。 これらを受けて地鉄と魚津市では、2009年度から電鉄魚津駅の全面改築と駅前広場の整備に着手し〔電鉄魚津駅及び駅前広場整備事業 - 魚津市(平成25年度事務事業評価表)2014年4月16日閲覧〕、現駅舎は旧駅舎北側にて2013年1月28日に着工、同年 6月3日に竣工し、翌6月4日の始発列車から供用を開始した。駅舎内の照明には節電効果の高い発光ダイオード(LED)が主に使用されている。 そして旧駅舎を解体撤去した後、跡地を含む駅舎周辺は魚津市によって駅前広場として整備が進められ、同年12月20日に竣工。バス停留場とタクシー乗り場、8台分の短時間駐車場、3台分の送迎車乗降場のスペースが新設され、バス停には市民バス5路線、地鉄バス2路線の乗り入れが開始された。 魚津市では2015年3月14日の北陸新幹線開通に伴い、そのアクセス路線となる地鉄本線と、新幹線開通後に西日本旅客鉄道(JR西日本)から移管された第三セクター「あいの風とやま鉄道」の利便性向上を図るため施策を進めているが、一部市民の間では、現在地鉄本線東側に並行しつつも駅が設けられていない当駅付近の、あいの風とやま鉄道側への新駅設置を求める動きがある〔 並行在来線新駅協議会が署名提出 - チューリップテレビ(2012年5月30日付)2014年4月16日閲覧〕。 ファイル:U station a.jpg|旧駅舎(現在は全て解体済み) ファイル:電鉄魚津駅新駅舎.JPG|新駅舎(2013年6月4日から供用を開始) ファイル:電鉄魚津駅バスターミナル2.jpg|電鉄魚津駅前バス停(ステーションデパート跡に設置) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電鉄魚津駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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