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霊仙寺跡 : ミニ英和和英辞書
霊仙寺跡[りょうせんじあと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [れい]
 【名詞】 1. soul 2. spirit 3. departed soul 4. ghost 
: [せんと]
 (n) cent
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [せき, あと]
 【名詞】 1. (1) trace 2. tracks 3. mark 4. sign 5. (2) remains 6. ruins 7. (3) scar 

霊仙寺跡 : ウィキペディア日本語版
霊仙寺跡[りょうせんじあと]

霊仙寺跡は、佐賀県吉野ヶ里町松隈にある、8世紀初頭の和銅年間から江戸時代にかけて存在した寺院の遺跡。
山岳仏教の修験場として脊振山系千石山の中腹に開山した。中世期(平安 - 鎌倉時代)は付近一体の山地に広まり、一部は肥前国のみならず北方の筑前国側にも及ぶほど栄えた。脊振千坊と呼ばれた。
建久2年 (1191年) には臨済宗の開祖、栄西が中国より茶の種を持ち帰り、日本で最初にこの地で栽培したため、日本の茶の栽培の発祥地とされている。
以降、寺院と共に茶園の栽培も盛んになるが、中世に戦国時代の混乱で荒廃し半ば遺棄される。江戸年間には、水上坊の僧仁周が鍋島家の支援を受け再興した。明治維新の廃藩置県により鍋島家の支援が絶たれ、廃絶した。唯一現存する乙護法堂の下などに現存する茶園は、江戸期に経営していた茶園の名残である。
なお、吉野ヶ里町の特産の一つに栄西茶があり、これは開祖栄西の名を頂いたものである。
== 蹟物 ==

*乙護法堂 - 嘉永年間に建立され、唯一現存する。
 *経塚 - 康治元年 (1145年)
*水上坊跡 - 戦国時代 - 江戸時代の中心的坊
 *法華経奉納記念塔 - 天和享保年間
 *信女供養塔 - 文政年間
*石上坊跡
その他多数

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「霊仙寺跡」の詳細全文を読む




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