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霊仙山(りょうぜんざん、りょうぜんやま)は、滋賀県の犬上郡多賀町と米原市にまたがる鈴鹿山脈の最北に位置する標高1,094 mの山。山の東山腹は岐阜県大垣市上石津町と不破郡関ケ原町に属する。北側には伊吹山が対峙していている。『花の百名山』として花の多い山であることが知られていて〔花の山旅 (2001)、80-83頁〕、シーズン中は多くの登山者が訪れる。 == 由来・歴史 == 正式な読みは「りょうぜんざん」であるが〔〔、「りょうぜんやま」と読まれたり、「霊仙」と略称されることも多い。 近江国坂田郡(現・米原市)を根拠地とする地方豪族・息長氏の出身とも伝えられる平安時代前期の法相宗の僧であり、日本で唯一の三蔵法師である霊仙を、名祖(なおや)とする。「霊仙三蔵堂」が麓の醒井養鱒場の脇に建立されている〔鈴鹿の山万能ガイド (2006)、34-35頁〕。明治以前には「霊山」と呼ばれていて、祖先の霊が籠る山であることが山名の由来であるとする説もある〔。奈良時代に山頂に「霊仙寺」が建立されたと伝えられているが、現在はその痕跡は見られない〔。榑ヶ畑コースの登山口付近には、第二次世界大戦には約50戸、160人の榑ヶ畑集落があったが、1957年(昭和32年)に廃村となった〔。現在は緩やかな山の斜面に民家の石垣が残され、ユキノシタが見られる〔花の山旅 (2001)、54-58頁〕。経塚山(北霊仙山)に役小角の修行所があり、宣教大師が山麓に7つの寺院を建立したと伝えられていて、松尾寺がその一つである〔鈴鹿を歩く (1995)、32-35頁〕。 *672年(白鳳元年) - 704年(慶雲元年)と2度に渡り、山頂に霊仙寺が建立され、そこで研いだ米の水が溜まって山頂の北側にある「お虎ヶ池」となり、それが流れ出して「漆ヶ滝」ができたという伝説がある〔。 *1950年(昭和25年) - 琵琶湖国定公園の特別地区に編入される。 *1998年(平成10年)- 台風で霊仙山の山頂北東の避難小屋が倒壊した。 *2003年(平成15年) - 霊仙山の山頂北東の避難小屋が再建された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霊仙山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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