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『霊魂の不滅』(原題:Körkarlen)は、1921年製作のスウェーデン映画。ヴィクトル・シェストレム監督によるサイレント映画。 == 概要 == 1912年に発表されたセルマ・ラーゲルレーヴの小説『幻の馬車』が原作である。監督であるヴィクトル・シェストレムが、主演と脚本も担当している。原作を読んで感銘を受けたシェストレムは、1920年の春に映画の脚本を執筆。そして4月上旬に原作者のラーゲルレーヴの許諾を得て、5月18日に撮影が開始された。映画が完成したのは、同年の7月下旬だったという〔Svenska Filminstitutet、“Körkarlen (1921) ” (参照:2009年9月23日)〕。 1921年1月1日に本国スウェーデンで公開。程なくスウェーデン国外でも上映され、世界的な評価を受けた。フラッシュバックを多用した物語構造や、二重露光を駆使して撮影された幻想的な映像美は、製作当時としては革新的なものであった。「血も涙もない冷たい社会の中で少しずつ崩壊していく人間の尊厳」と、「それによって狂気にかり立てられ蛮行に及ぶ社会の犠牲者たち」が作品の主要なテーマであると言われている〔スティーヴン・ジェイ・シュナイダー編、笹森三和子訳『死ぬまでに観たい映画1001本』、ネコ・パブリッシング、2004年12月1日、42頁〕。 現在ではスウェーデン時代のシェストレム監督の最高傑作であると同時に、スウェーデン映画史上で最も重要な作品の一つに数えられている。後続の映画監督に与えた影響も大きく、例えばイングマール・ベルイマンは本作品のことを、「本当の意味で衝撃的だった最初の映画体験」だったと述べている〔Ingmar Bergman Face to Face、“Bergman about other filmmakers: Victor Sjöström ”(参照:2009年9月23日)〕。映画評論家のピーター・コーウィーは、『野いちご』冒頭の悪夢のシーンで、ベルイマンが『霊魂の不滅』から直接的な影響を受けた可能性を指摘している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霊魂の不滅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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