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霜降地区(しもふりちく)は滋賀県高島市にある地区名で、行政区画では高島市新旭町旭と新旭町針江に跨る旧道〔この旧道は往時一帯を治めた領主がいた清水山城から琵琶湖に設けられた船着き場があった外ヶ浜まで一直線に伸びるもので、現在は西近江路と滋賀県道301号藁園熊野本線が交差する熊野本交差点から市道として整備され、江若交通はーとバス(新旭町生活路線)東環状線ルートにもなっている〕に面した東西300m×南北100m範囲内の集落で、正式な地名としては存在しない。隣接する針江区とともに「高島市針江・霜降の水辺景観」として文化財保護法の重要文化的景観に選定されている。 針江集落の町並み・路地は針江大川の蛇行や湧水の流れに沿ったため入り組んだ様相を呈するが、霜降地区は西近江路から深溝地区〔深溝は江戸時代初期まで洪水が多い湿地で、大溝藩によって新田開発された際に灌漑用水路を整備し、江戸中期には深溝の庄屋・藤本太郎兵衛により治水事業が行われたことで「川端」が形成されることはなかった〕へ延びる旧道と並行する針江大川上流水路に沿った東西一直線の配置となっている。表通りに面した霜降地区は庄屋・米仲買・蔵元などが暮らし、寺院も複数置かれたのに対し、通りから外れた針江は小作人の集落であった。霜降地区には針江集落の手前で針江大川の水量を調整する水位弁が設けられ水利権を有していた。 針江集落の「川端(かばた)」は霜降地区にもみられるが、往時の住民の身分の違いから総じて大きな造りとされる。 File:重要文化的景観 針江・霜降1.JPG|霜降地区の町並み File:重要文化的景観 針江・霜降2.JPG|霜降地区の町並み File:重要文化的景観 針江・霜降3.JPG|針江集落口となる浄栄寺(針江大川上流水路が屈曲する) File:重要文化的景観 針江・霜降4.JPG|針江の手前にある堰(分水嶺と弁) File:重要文化的景観 針江・霜降5.JPG|水路内に祀られた水神 == 交通アクセス == JR湖西線新旭駅下車、徒歩で約10分。(針江区の手前) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霜降地区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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