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霞が関埋蔵金(かすみがせきまいぞうきん)とは、日本国政府における特別会計の剰余金や積立金の俗称。 名付け親は与謝野馨元経済財政政策担当大臣であるが、この言葉を中川秀直自民党元幹事長が使ったことで世に広まった〔高橋洋一『財務省の逆襲』東洋経済新報社 2013年 p243-244〕。2007年11月、特別会計の見直しなどで15兆円を捻出するという民主党案を「霞が関埋蔵金伝説のたぐい」と批判したのが始まり。本来は長期金利の変動による利払い対策として「金利変動準備金」として積み上げられていたものである。 2008年度予算では、その存在について、いわゆる「上げ潮派」と「財政再建派」の間でその存否について争いがあったが、元財務官僚の高橋洋一の指摘で存在が明らかとなった。2009年度予算では、急激な景気の悪化による税収減を背景に「霞が関埋蔵金」を活用することを前提に予算編成が行われた。 2011年度の予算(案)は事業仕分け第2弾で返納と判定された鉄道建設・運輸施設整備支援機構の利益剰余金のうち1兆2000億円を返納させ基礎年金の50%国庫負担維持の財源としたが〔基礎年金の国庫負担、2分の1維持へ 埋蔵金で アサヒ.com2010年12月2日〕〔読売新聞2010年12月25日13S版13面〕、このあと1兆円を超える多額の埋蔵金は見つからないとされ、枯渇するとも言われる〔来年度予算編成、歳入不足4兆円規模 埋蔵金枯渇で国債増額の恐れ 産経ニュース2010年12月11日〕。 == 特別会計積立金 == === 財政投融資特別会計 === 財政投融資特別会計は、いわゆる「埋蔵金」としてたびたび取り上げられ、17年度末は26.4兆円にまで積み上がっていた。しかし、18年度及び20年度において国債整理基金特別会計への繰入れが行われたほか、経済・金融情勢の悪化を受けて、20年度第2次補正予算及び21年度当初予算において、経済対策や基礎年金国庫負担割合の引上げ等の財源確保のため、特例法の定めにより一般会計への繰入れが行われた。その結果、積立金は大きく減少し、21年度末での残高は4兆8,549億円となった。さらに、22年度予算においても特例法に基づく一般会計への繰入れが予定されているため、22年度末においては、残高がほぼなくなる見込みである〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霞が関埋蔵金」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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