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霞町(かすみちょう)は、かつて東京都港区麻布にあった町である。 == 概要 == 霞町は、現在の東京都港区に1967年(昭和42年)まで存在した町名で、現在の住所では東京都港区西麻布一~三丁目、及び六本木六・七丁目のそれぞれ一部が相当する〔。 現在の地理では、外苑西通りと六本木通りが交わる「西麻布交差点」を含む地域であり、幹線道路沿いには雑居ビルや飲食店が多いが、裏手の高台にはカトリック麻布教会、みこころ幼稚園や邸宅などもみられる。1907年(明治40年)から1947年(昭和22年)までの期間を除いては、「麻布霞町」という町名であった〔。 この界隈は江戸時代には武家地であり、「霞町」の名称は、一帯の氏神である霞山稲荷(現在は桜田神社)に由来する〔特集・東京の地名 町それぞれの物語 『東京人』(都市出版株式会社) 第20巻第5号 平成17年5月3日発行〕。霞町は、江戸時代に阿部播磨守の広大な下屋敷だった場所の一部を明治政府が官収することで作られた〔。この明治初年に町が開かれた際、隣接する桜田町が町内の「霞山桜田神社」の「桜田」をとった町名であったことから、それにならって「霞山」の「霞」をとっての町名となった〔。 東京都電車が運行されていた当時、現在の西麻布交差点にあった駅(停留所)『霞町』は、2路線が交差する乗換駅であった。両側に霞坂と笄坂という二つの上り坂に挟まれた窪地(谷底)にあたる霞町では、坂を下ってきては逆側に登っていく路面電車の様子が見られたという〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霞町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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