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タコノキ(蛸の木、露兜樹、学名''Pandanus boninensis'')は、タコノキ科の常緑高木。雌雄異株。小笠原諸島の固有種。海岸付近で生育する。種名''boninensis''は、小笠原諸島 (英名 Bonin Islands) に由来する。 小笠原諸島の海の近くに自生し、高さ10mほどになる。タコノキ科植物全般に見られる特徴として、気根が支柱のように幹を取り巻きタコのように見えることからタコノキ目の基準種となっている。葉は細長く1mほどに達し、大きく鋭い鋸歯を持つ。初夏に白色の雄花、淡緑色の雌花をつけ、夏に数十個の果実が固まったパイナップル状の集合果をつける。果実は秋にオレンジ色に熟し、茹でて食用としたり、食用油を採取する原料とする。 本種は小笠原諸島の固有種であるが、八丈島等に移出されて定着している他、葉の美しさから観葉植物として種苗が販売されている。 南西諸島に多く生育するアダンの近縁種であるが、アダンの葉には鋸歯が小さいなどの違いで見分けることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タコノキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pandanus boninensis 」があります。 スポンサード リンク
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